6月オンラインおしゃべり会議事録
保護者同士で、子どもの学校生活や学び方、学校以外の居場所、保護者コミュニティの今後について、
ゆるやかに情報交換を行った。
今回の主なテーマは以下。
①夏休みの予定
②学校に行きづらい子どもへの関わり方
③低学年期の学びと親の不安
④日中一時支援など学校以外の居場所
⑤宿題や学校のカリキュラムへの違和感
⑥子どもの興味に合わせた学び方
⑦子どもの良さを別の視点から見ること
⑧保護者同士で支え合う場の価値
⑨LINEとサイト・掲示板の使い分け
⑩今後のコミュニティ運営
~全体と通ししての主要テーマ~
①雑談:夏休みの予定
M氏は、近所の家族とBBQをしながら、夏休みに複数家族で海へ行く予定を話していた。
昨年行った海がきれいで良かったため、今年も行けたらよいという話があった。
S氏は、夏休みに東京の父親のところと、秋田の親族のところへ行く予定を共有した。
時期はお盆を避け、7月にずらして移動する予定。
移動手段は新幹線を考えており、
岡山からは空港より新幹線の方が使いやすいのではないかという話になった。
②子どもが学校に行きづらい状況について
M氏より、子ども2人が学校に行きづらい状況について共有があった。
上の子は5年生で、読み書きや調べものはある程度自分でできるため、
学校が合わないのであれば、必ずしも学校だけにこだわらなくてもよいのではないかと感じている。
一方で、下の子は2年生で、読み書きや算数・国語などの基礎を学んでいる段階にある。
そのため、学校に行かない場合に、どこで基礎的な学びを積み重ねていくのかという不安が大きい。
親がすべてを見るには負担が大きく、現実的に難しいという思いも共有された。
③段階的登校と親の葛藤
M氏は、これまで給食だけ、好きな授業だけなど、段階的に学校へ行く形を試していた。
しかし、好きなプールの授業でも体調が悪く見学になるなど、本人のしんどさが見えてきた。
療育の先生からは、今は本人が葛藤している時期かもしれないこと、
学校に途中から行くこと自体にも負担があること、体調面に出ている可能性があることを伝えられた。
そのため、今は学校へ行くことを急がせるより、安心できる環境で過ごすことが大事ではないかという話になった。
M氏自身も、頭では「学校に行かなくてもよい」と思っていても、
実際に子どもが行けない状況になると、親も大きく揺れると感じた。
特に低学年では、学びの場をどうするかという不安が大きく、
同じように悩む保護者は多いのではないかという話があった。
④日中一時支援について
M氏より、療育先で「日中一時支援」が利用できることが共有された。
日中一時支援は、療育というよりも、親の代わりに子どもを見守ったり預かったりするサービスで、
親がしんどい時や仕事で平日に見きれない時などに利用できるものとのこと。
福祉事務所に申請したところ、比較的スムーズに利用できるようになり、
来週から数日利用する予定となった。
学校以外にも、親以外の大人が見守ってくれる場所があると分かったことで、
少し気持ちが落ち着いたという共有があった。
– 親の不安の受け止め方
S氏からは、自身の子どもが1歳半健診で多動を指摘された時の経験が共有された。
その時、S氏自身はそこまで悲観しなかった一方で、
妻は将来への不安が一気に膨らんでいたという。
今回の話も、子どもの先が見えないことによる不安が大きいのではないかと整理された。
また、学習の遅れについて、母親側の方が敏感に受け止めやすいのではないかという話もあった。
少しでも遅れそうになるとリカバリーしようとする気持ちが出やすい一方で、
父親側は「どうにかなる」と捉えることもある。
ただし、これは家庭や子どもによって大きく異なるため、一概には言えないという前提で話された。
⑤学校教育やカリキュラムへの違和感
S氏は、以前、畑で子どもがシャボン玉をずっと楽しんでいた様子を振り返り、
伸び伸びしていて良かったと話した。
時間を決められ、机に座り、自分の興味がないことをやることの方が、
子どもにとって不自然な場合もあるのではないかという話になった。
M氏からは、学校は決められたカリキュラムに沿って進むため、そのやり方が本人に合っているかどうかは分からないという意見が出た。
概念だけを先に教えられるよりも、子どもが何かの問題に出会い、
それを解決する方法として学ぶ方が、本来は入りやすいのではないかという話もあった。
– 支援級の環境について
M氏より、知人の子どもが支援級を見学した際の様子も共有された。
少人数であっても、子どもたちがそれぞれ別の方向を向いていて、
先生がまとめきれていない印象があったとのこと。
支援級であっても、必ずしも静かで落ち着いた環境とは限らず、
先生の経験や相性によっても大きく変わるのではないかという話になった。
– 教育そのものについての話
S氏は、学校という仕組みがなければ、ここまで悩まなくてもよい面もあるのではないかと話した。
もともとの教育は、親や周囲の大人が「生きるために必要なこと」を子どもに伝えることだったのではないかという見方も共有された。極端に言えば、学校がなくても学びは成立し得る。
ただし、現代では親自身が「何を教えればよいのか」に自信を持ちにくく、
親だけで教育を担うのは現実的に難しい。
だからこそ、学校でも家庭でもない、第三の学びや居場所の必要性も感じられるという話になった。
– 時計・時間の学習について
S氏から、現在子どもが宿題で時計に取り組んでおり、「1時間後」「1時間半前」などで苦戦しているという話があった。
M氏も、時計は12進法や60進法が関係するため、小学生にとってかなり難しい内容ではないかと話した。
また、「時刻」と「時間」の違いを説明すること自体も、
子どもにとっては簡単ではないという話になった。
S氏は、時間という感覚は社会生活ではとても重要だが、小学生の時点では「時計が読めると自分にとってどんなメリットがあるのか」を体感しにくいと整理した。
新幹線や仕事の予定など、大人になってから重要性を実感することも多いのではないかという話があった。
– 宿題について
M氏は、宿題は「子どもの宿題」というより「親の宿題」になっている面があると話した。
子どもは朝から学校に行き、帰ってからさらに宿題をするため、拘束時間が長い。
できれば学校で学習を完結させてもらえるとよいのではないかという意見が出た。
S氏は、宿題はある意味で「残業」のようなものかもしれないと表現した。
学校での学習時間が終わった後に、さらに家庭で学習を求められることへの違和感が共有された。
– 学校の役割と限界
M氏からは、学校には、ある意味で同じリズムで働く人を育てるような性質があるのではないかという話があった。
S氏も、一斉に同じことをする仕組みは、工場型の社会には合っていたのかもしれないと話した。
一方で、現代では子ども一人ひとりの違いが見えやすくなっており、
これまでの学校の仕組みだけでは合わない子もいる。
ただし、完全に一人ひとりに合わせた教育を親だけで用意するのも難しく、
そこが悩ましい点として共有された。
– 子どもに身につけてほしい力
M氏は、学校に行くかどうかに関わらず、
子どもには人としての土台になる力を身につけてほしいと話した。
具体的には、自分の思ったことを言えること、やりたいことを見つけられること、
聞きたいと思う人の話を聞けること、人との関わりの中で成長できることなどが挙げられた。
小学校低学年から中学年くらいの時期は、こうした土台づくりとして大切なのではないかという話になった。
⑥子どもの興味から学びにつなげること
S氏は、シャボン玉を例に、子どもの興味から学びにつなげる方法について話した。
大きいシャボン玉を作るには、息の速さ、風、湿度、気温などが関係する。そこから、時間・速さ・理科的な考え方につなげることもできる。
子どもが興味を持っているものから学びを広げることができれば、
無機質な勉強よりも自然に入っていきやすいのではないかという話になった。
M氏も、それができれば理想だが、先生が一人ひとりにそこまで対応するのは難しく、
親としてもどこから教えればよいか迷うことが多いと共有した。
– 親同士で学び方を共有する価値
S氏は、保護者コミュニティの中で、親同士が学習方法や子どもへの関わり方を共有するだけでも価値があるのではないかと話した。
M氏も、「時計をどう教えていますか」といった具体的な相談ができるとよいと話した。
子どもが何を分かっていて、何が分かっていないのか、それをどう生活や興味に結びつけるかを、
親同士で共有できる場は大切ではないかという話になった。
⑦子どもの良さを別の角度から見ること
S氏は、ASD的な特性について、自身の感覚も交えながら、感じる力が強いからこそ、
外からは動いていないように見える場合もあるのではないかと話した。
学校ではつまらなそうに見える子も、実は多くを感じ、深く考え、学んでいる可能性がある。点数や宿題への適応だけでは見えない、感性や考える力があるのではないかという視点が共有された。
M氏も、親だけで見ていると視野が狭くなりやすいため、
他の大人から見た視点をもらうことの大切さを感じたと話した。
– 人間力・優しさ・勇気について
S氏は、子どもの落ち着きや動じなさに触れながら、
これからの時代に大事になる力の一つは「勇気」ではないかと話した。
AIなどが正しい選択肢を示してくれる時代になっても、実際に行動するかどうかは人間の勇気に関わる。
困っている人を助ける、正しいと思うことをやる力は、
勉強ができることとは別の大切な価値ではないかという話になった。
M氏も、過去に先生から「人間力が大事」と言われたことがあると共有した。
勉強ができることだけがヒーローではなく、
人に頼れたり、人を助けられたりする力も大切だという話があった。
⑧保護者コミュニティの価値
S氏は、こうした話をする時間を意識的に増やすことが大切だと話した。
自分たちだけで考えていると、不安や悪い方向の見方に偏りやすい。
他の人の視点をもらうことで、子どもの見方が変わり、気持ちのバランスが取りやすくなる。
M氏も、他の人だからこそ見えることがあり、
子どもも含めて俯瞰して見てもらえる場には価値があると話した。
– 今後の開催について
S氏より、今後も定期的に会を続けていく方針が共有された。
候補日を出して、調整しながら開催していく予定。
M氏からは、参加した人が感想やコメントを残せるとよいという提案があった。せっかく良い話ができても、そのまま流れてしまうともったいないため、
議事録や感想を残していくことが大切ではないかという話になった。
– サイト・掲示板の使いやすさについて
S氏より、スマホでサイトを操作する際に動作が少し重いという意見があった。
更新ボタンを押してから反映されるまで時間がかかる感覚があり、
それが投稿のハードルになっている可能性がある。使っていない機能を止めるなど、
軽量化できれば使いやすくなるのではないかという提案があった。
M氏も、WordPressに色々な機能を入れているため重くなっている可能性があるとし、
今後見直していきたいと話した。
⑨LINEとサイトの役割分担
S氏は、今は少人数なのでLINEでやり取りした方が早いが、
人数が増えるとLINEでは情報が流れてしまうと話した。
そのため、LINEは緊急連絡やライフライン的な場として残し、
長文相談や知見の蓄積はサイト・掲示板に残す形がよいのではないかと整理された。
M氏も、LINEは困った時にすぐ伝えられる場として必要であり、
一方で、残しておきたい話はサイトに上げる形がよさそうだと話した。
⑩今後のコミュニティ運営
S氏は、コミュニティでは「見てくれる人がいる」「反応してくれる人がいる」と感じられることが、
投稿のしやすさにつながると話した。
立ち上げ期は、投稿しても反応があるか分からず、投稿のハードルが高い。
そのため、まずは参加者が反応し合うことや、
投稿の前例をつくることが大事ではないかという話になった。
M氏も、前例がないと「こんな投稿をしていいのかな」と迷う人が多いのではないかと話した。
Zoomで話した内容を議事録化し、
それに感想をつけるだけでも、投稿のきっかけになるのではないかという意見が出た。
– 新しいメンバーについて
M氏は、上の学年の子どもを持つ保護者が入ると、
今のメンバーにとっても参考になることが増えるのではないかと話した。
実際に入りたいと言っている人もいるが、今の投稿状況で入ってもらってよいか迷っているとのこと。
S氏は、待っている人がいるなら、先に入ってもらってもよいのではないかと提案した。
人数が増えることで、LINEだけではなく掲示板を使う意味も出てくる。
言いたいことや相談したいことがある人が入ることで、場が動き出す可能性もあるという話になった。
– 場を動かす「呼び水」について
S氏は、今のメンバーは良い意味で自己完結できる人が多いのではないかと話した。
一方で、場を動かすには、言いたいことがある人、発信したい人、
空気を読みすぎない人がいるとよいのではないかという意見が出た。
そうした人が投稿することで、「これくらい自由に書いていいんだ」と他の人も感じやすくなる。
M氏も、子どもが何かにはまっている話や、日常の小さな気づきでも、気軽にブログや掲示板に載せてもらえるとよいと話した。
– 有料・無料の設計について
M氏より、AI教育系コミュニティを主催する方と話した際、
月額550円が参加のハードルになっている可能性を指摘されたことが共有された。
最初は無料で入ってもらい、後からイベントなどで費用をいただく形もあるのではないかという意見があった。
S氏は、金額そのものよりも、発信したい人がいるかどうかの方が大きいのではないかと整理した。
また、550円は安心して参加できる場所代のような意味もあるため、
必ずしも悪いものではないという話になった。
– 今後のアクション
M氏
6月中は法人決算で忙しい
落ち着いたらサイトの軽量化を検討する
これまでLINEで話してきた内容を少しずつまとめてサイトに上げる
投稿の前例をつくったうえで、新しい人にも参加してもらう流れを考える
S氏
7月以降、少しずつ進めていく
この会は定期的に続ける
次回以降も日程候補を出して調整する
全体を通した主要テーマ
① 学校に行きづらい時、親も大きく揺れる
学校に行かなくてもよいと思っていても、実際に子どもが行けない状況になると、親の不安は大きくなる。特に低学年では、学びの場をどうするかが大きなテーマになる。
親だけで抱え込まず、学校以外の居場所や支援を持つことが大切だと確認された。
② 学び方は一人ひとり違う
一斉授業や宿題、決まったカリキュラムが合う子もいれば、合わない子もいる。子どもの興味や生活の中の体験から学びにつなげる工夫ができると、理解しやすくなる可能性がある。
③ 子どもの良さは、学校の評価だけでは見えない
点数や宿題への適応だけでは、その子の感性や考える力、人間力は見えにくい。
別の大人の視点を通すことで、親だけでは気づきにくい良さが見えることがある。
④ 保護者コミュニティには、視点を増やす価値がある
不安な時ほど、親だけで考えると視野が狭くなりやすい。
他の保護者の経験や見方を聞くことで、子どもの捉え方が変わり、気持ちも少し楽になる。
⑤ 話した内容を残していくことが大切
Zoomで話して終わりではなく、議事録や感想として残すことで、後から参加する人にも価値が伝わる。LINEはすぐにやり取りする場、サイトや掲示板は知見を残す場として使い分ける方向性が確認された。
⑥ 少しずつ投稿しやすい場をつくる
最初は投稿の前例が少なく、書き込みにくい人も多い。
まずは話した内容をまとめる、感想を残す、反応し合うなど、小さな行動から始めることが大切。
発信意欲のある新しいメンバーが入ることで、場が動き出す可能性もある。
⑩今後のコミュニティ運営


★議事録について★
内容を短時間で確認したい方は、~全体を通した主要テーマ~が下の方に載ってますので
ご自身が興味があるところだけでも見て頂けたら嬉しいです^^
今回のおしゃべり会を通じて
①我が子が急に学校へ行きたくないと行った時、どう感じどう対応しますか?
経験がある方はどんな風に感じどうなことを気にかけていましたか?
②子どもがはまっていること、小さな気づきも気軽にブログに投稿して欲しいです☺
そこから子供同士で新たな共通の好きな事が見つかって仲良くなることもあるのかなと感じました♪
わかりやすく、まとめてくださってありがとうございました😊
行きしぶりですが、知り合いは家族で田舎に引っ越して、少人数の学校に転校したそうです。少人数は手厚くみてくださるので、その子には合っていたようで、楽しく学校生活を送れたようです。
別の知り合いは、小学校へは行かずにNHK学園に通っています。(確か)お子さんは特性がありますが、その学校で楽しく学校に通っているそうです。もし興味があれば、知り合いに聞くことができるので言ってくださいね😊
返信ありがとうございます💛
その子にあった場所は広い視野をもつと色んな方法があるんでしょうね
NHK学園初めて聞きました!基本は通信制の学校なんですね✨
貴重なシェアありがとうございます!
NHK学園は学区の小学校に在籍を置きながら、そこに通っていると言ってました。知り合いはオススメしていました。
学区に籍を置いて通えるんですね!
えみこさん、教えていただきありがとうございます😇